※この記事は、2026年7月時点の記録です。
今回インストールしたアプリ
日本語環境を構築するために、今回インストールしたアプリは以下のとおりです。
- kmscon:9.0.0-4
- uim-fep:Debian 13の通常リポジトリ版
- uim-mozc:Debian 13の通常リポジトリ版
日本語ロケールを設定する
まず、ロケールを設定します。
ロケールを設定するため、localesをインストールします。
sudo apt install locales
次に、設定画面を開きます。
sudo dpkg-reconfigure locales
一覧から、日本語のロケールを選択します。
ja_JP.UTF-8 UTF-8
標準で使用するロケールも、下のように日本語を設定します。
ja_JP.UTF-8
日本語フォントをインストールする
日本語表示用のフォントとして、Noto CJKをインストールします。
sudo apt install fonts-noto-cjk
kmsconを導入する
ターミナルを日本語表示するためにkmsconを導入します。kmsconは、Linux標準の仮想コンソール上で動作するターミナルエミュレーターです。
最初は、trixie-backportsにある「kmscon 10.0.1」をインストールしたのですが、日本語表示がかなり不安定で、uim-fep+mozcも正常に動作しませんでした。
![]() |
| mozcが動作しなかったため、anthyで入力した画面。アルファベットは正常だが、日本語の表示が崩れる。 |
旧版の「kmscon 9.0.0-4」では安定して動作したので、この記事では旧版をインストールする方法で進めます。
旧版の「kmscon 9.0.0-4」のインストール方法
まず、kmsconのdebファイルを保存するためのダウンロードフォルダーを作り、移動します。
mkdir -p ~/downloads
cd ~/downloads
続いてdebファイルをダウンロードします。(私の環境はamd64なので、amd64版をダウンロードします。)
wget https://deb.debian.org/debian/pool/main/k/kmscon/kmscon_9.0.0-4_amd64.deb
下のコマンドを入力し、インストールします。
sudo apt install ./kmscon_9.0.0-4_amd64.debインストール完了後に行う設定
kmsconの設定ファイルを編集して日本語環境向けにしておきます。
sudo nano /etc/kmscon/kmscon.conf
「## Fonts」の項目を探して、下のように編集しておきます。
font-engine=pango
font-size=18
font-name=Noto Sans Mono CJK JP
kmsconを起動時から使えるよう、自動起動を有効にします。
sudo systemctl enable kmsconvt@.service
PCを再起動します。
sudo reboot
再起動後はkmsconが立ち上がり、日本語が文字化けせず表示できるようになります。
uim-fepとMozcをインストールする
日本語を表示できるようになったので、次は入力できるようにします。
TTY上で日本語入力を行うためのuim-fepと、入力方式としてMozcをインストールします。
sudo apt install uim-fep uim-mozc
今後uim-fepを起動した後、Ctrl+Spaceで日本語入力をオン・オフできるように、ホームディレクトリに~/.uimを作成します。
nano ~/.uim
下のように入力します。(<Control>の後ろに半角スペースを入力するのを忘れずに)
(define default-im-name 'mozc)
(define-key generic-on-key? '("<Control> "))
(define-key generic-off-key? '("<Control> "))
uim-fepを起動します。
uim-fepこれで日本語入力ができるようになっているはずです。
日本語入力できるようになっていることを確認したら
kmsconが通常のアップデートで新しいバージョンに戻らないように保留しておきます。
sudo apt-mark hold kmscon
新しいバージョンを試したくなったら、下のコマンドを入力すると保留を解除できます。
sudo apt-mark unhold kmscon


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